岡山大安寺中学校の合格体験記(吉備小学校卒K.Tさん)

中学受験,合格体験記

自分を奮い立たせた受験勉強。
下位から這い上がった「努力」とは

 ぼくが小学校生活で一番うれしかったことは、第一志望校に合格したことだ。私はこのことを通じて「努力」とは大切なものだということが分かった。

 ぼくは4年生に入塾した。入塾当時の塾のテストでは、順位が下位の方だった。そのため「自分に受験はできるのかなぁ」と不安になった。しかし「あきらめてはならない、たくさん勉強をして成績を上げるぞ」と自分に言い聞かせ、点数を上げるためにたくさん自習室で勉強をした。そうしたらみるみる点数、順位も上がっていき、ついに6年生のテストで5位以内に入った。そして、この成績を維持しなければならないと、前よりも多く自習室で勉強をした。先生に言われた解き直しという勉強法もたくさんし、実力向上につなげた。

 受験が近づいてきたころ、私は1日中自習室で勉強をした。「自分が遊んでいる間、他の人は勉強をしているんだ」と言い聞かせ、遊ぶことも我慢した。そして受験前日、先生に「落ち着きなさい」と言われ、できるだけ平常心で受験に挑むようにした。

 受験当日、できるだけ心を落ち着かせるよう、いつも通りの服装で受験をした。適性Ⅰはいつもと違う形式で問題が出たが、平常心で解くことができた。適性Ⅱはいつもと同じ形式の問題だったため、落ち着いて解くことができた。面接も緊張したが、勇気を出して一番最初に手を挙げて発表することができた。適性ⅠⅡ、面接のどれも自分の実力を出し切ることができた

 そして結果発表当日、合格したということを知った瞬間、涙が出るくらい嬉しくなった。4年生からの努力が報われた瞬間だった、このことを私は一生忘れない。

担当講師からメッセージ
Kくんは、本人も体験記で書いていますが入塾した当初は決して上位の成績ではありませんでしたよね。でも実に真面目で、コツコツコツコツ(×10)と、野口英世か二宮金次郎を彷彿させる頑張りを見せてくれました。その努力を結実させ、1位ずつ順位を上げていき、ついに小6の夏に初めて成績優秀者の上位5名に入りました。まるで駅伝の選手が上り坂で一人ずつ抜いていくような熱量と感動がKくんの頑張りにはありました。面接が苦手だったKくんが本番で勇気を振り絞って一番に手を挙げたと聞いたときは目頭が熱くなったし、合格の知らせには僕も涙が吹き出ました。人生はこれからも上り坂、1段1段上って行こう。君なら行ける!

基本情報

合格校
岡山大安寺中学校
生徒氏名
K.Tさん
所属校舎
KLCセミナー 庭瀬校
出身校
岡山市立吉備小学校
入塾時期
小学3年生 3月